2006年07月24日

海に行けなくてもドリュー・バリモアが最高だったからOK、という週末

日焼けした箇所の皮がほとんど剥け落ちた頃合を見計らって、先週末も懲りずに湘南へと逃避しようと目論んでいましたが、日曜日の早朝は東京でも雨が降っていて、この分ではきっと太陽を拝むことも出来ないだろうということで泣く泣く延期。いつの間にか、週末の海をかなり楽しみにしている自分を発見し、心底がっくりきてしまいました。

海のことが書けないので必然的に映画のことを書くしかないわけですが、土曜日はファレリー兄弟の新作『2番目のキス』をモーニングショーで鑑賞。意外にも客席は8割がた埋まっていました。まぁ期待通りの出来栄え。自宅では『ハリー 見知らぬ友人』(2000年/ドミニク・モル)を、“好みの女優”つながりで鑑賞。2度目でしたが、最初に観た時ほどには興味を惹かれず。まぁそれでもなかなか良く出来てはいるのですが、ドミニク・モルの新作はいったいいつ発表されるのでしょうか。

そして昨日。早朝に湘南延期が決定したので、いつもどおりの週末を過ごそうとまずはジムに行き、『ゆれる』でも観ようかと思っていましたが、11:00の回には間に合わず、かといって混雑が予想される13:40の回を鑑賞することは躊躇われ、散々逡巡した挙げ句、よし、今日は旧作デーだと思い立ちTSUTAYAへ。ちょうど昨日まで半額セール中だったので。

実はつい先日、mixiのとある友人から面白いお誘いを受けました。
何でも、“70〜80年代アクション映画について語らおう”という趣旨の会合らしいのですが、二つ返事で参加を決めたものの、私はとりわけそのジャンルに強いわけでもなく、多少の“予習”は必要なように思われたのです。その友人は、私がアルドリッチを敬愛していることを指摘し、であるなら、ということで私を誘ってくれたのですが、確かにそれはその通りだとは言え、おそらくそこに集まる人は、その友人も含め、かなりの映画好きであろう気配が漂っていて、70〜80年代アクションというジャンルに特に通じているわけではない以上、会話のフックとなる作品を予め用意しておかねばならないだろうな、という理由から、TSUTAYAで5本の70年代アクションをレンタルした次第。アルドリッチ、フライシャー、ペキンパー、フラーをまとめて観直すのは久々で、とりあえず昨日は自宅で3本を鑑賞。改めて彼らの凄さを思い知った次第。その会合の開催時期は8月なので、それまでに後数本は予習をしておこうと思います。

2006年07月24日 09:27 | 悲喜劇的日常
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Comments

>Chocolateさま

こんにちは。意外とアウトドア派の[M]です。
手を負傷していますが、今週も海だけは行きたいなと思ってます。ただし、その分映画のほうが疎かになってしまうので、痛し痒し、ですね。

今週は何とか1本くらいは観たいと思ってます。


Posted by: [M] : 2006年07月31日 12:20

こんばんわっ。

海残念でしたねー。
でも梅雨明けしたみたいなのでこれからはガンガンですね。
Mさんってインドアな感じがしますけど、ジムに行ってたりと意外と
体動かす系のこともされるんですねっ。

ドリュー、面白かったですね。
こういうアメリカ映画は私も大好きですよっ。
またちょっとマニアックなところがいいですよねー。(*^_^*)


Posted by: Chocolate : 2006年07月30日 21:52

>屁爆弾さま

お久しぶりです。更新を一端停止されている最中かと存じますが、わざわざありがとうございます。
サム・ペキンパーの名前に反応していただけるとは、何だか嬉しいですね。大したことは書いてないので恐縮です。

実は今回、『わらの犬』にしようかどうか直前まで迷ってました。前に観てから随分時間が空いているので。ただ、今回はややひねったセレクトにしようと思いまして、別のものを借りてしまいました。
ダスティン・ホフマンの鮮烈なイメージは今でも覚えています。前半と後半がまるで違う映画だったような…怒りが爆発する描写は、流石ペキンパーでした。
ちなみに、藤井フミヤの「わらの犬」は、当時カラオケでちょくちょく歌ってました。

ではでは、復帰したらまた遊びに行かせてもらいます。


Posted by: [M] : 2006年07月27日 17:44

こんにちは。ごぶさたしています。サム・ペキンパーの名が出ていたのでちょっとお邪魔させてもらいました。Mさんのテキストには新旧の作品が複眼的にとりまぜられているので私のようにあまり多くの新作を観ていない者にもお話についていきやすいところが嬉しいです(笑)。ペキンパーの映画は数本しか見ていないんですが、中でもダスティン・ホフマン主演の『わらの犬』にはかつて強い衝撃を受けました。肉体的にも思想的にも暴力とは一切無縁な生き方をしている一人の教師が悪漢グループに突然襲撃される話で、こまかい部分はもう忘れちゃったけど、いっさいの説得がきかない相手を前にしたときに、この主人公は結果的にどうせざるを得なくなったか、というあたりの描き方がすごくコワイ映画でしたね。


Posted by: 屁爆弾 : 2006年07月26日 13:50

>ヴィ殿

昨日はメールどうも。ファレリー兄弟、相変わらず素晴らしく生真面目なアホを見せてくれますから、是非に。彼女、我々と同じ年なんですよね。

>エノキさん

肌はすでに98%回復しています。が、確かにね…。

松尾さんも絶賛ですか。そうでしょうそうでしょう。本作の彼女、以前よりちょっとすっきりしてかなりいいです! あの独特な喋りかたを、やはりというべきか、ファレリー兄弟は上手くネタに使っていました。やられた!の一言につきます。


Posted by: [M] : 2006年07月25日 11:26

海、行けなかったんですね(笑)
でも延期で良かったですよ、肌的に。

ドリュー・バリモア、松尾さんが『ウェディング・シンガー』でこんなに可愛かったっけーーー!って日記で書いてたのでタイムリーで気になってました。
結婚してから可愛くなりましたよね、ドリュー・バリモア。


Posted by: エノキ : 2006年07月25日 11:07

あ、先こされた!(バリモア)。週末は何も観ませんでした。でも別件でちょっと報告あります(簡単にメルします)。


Posted by: こヴィ : 2006年07月24日 15:40
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