2008年12月15日

至福の109分に急げ

とにかくこれだけは書いておきたいと思ったので、久々に。

現在公開されているジョニー・トー監督『エグザイル/絆』は、一瞬でもサム・ペキンパーに心を奪われたことのある映画好き、ということはつまり、“心ある”全ての映画好きはもちろん、“心ない”全ての映画好き(彼らがどういう映画好きなのかは予め問わずにおきます)にとっても必見の大傑作です。

『僕は君のために蝶になる』(2007年)を観て、何か釈然としない感情を抱いてしまった方々に対しては、まったくの蛇足だとは思いますが、本作のジョニー・トーはあの映画のジョニー・トーとは別人だと断じておきましょう。

今年も何本かの傑作に出会ってきましたが、映画を観続けてきて良かったと思わせる映画など、そうあるものではありません。そして、『エグザイル/絆』こそは、まさにそんな映画だ!!!!!

年内に私に会う予定の皆さま、是非是非本作をご覧ください。
2008年の残りは、本作だけをプッシュしていきます。ちなみに、私自身も再度鑑賞予定。

2008年12月15日 14:48 | 映画雑記
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