2006年01月16日

『ホテル・ルワンダ』と『カミュなんて知らない』の超混雑ぶりに疲れつつも、mixiの新年会で癒された土曜日

先週土曜日は朝から映画をハシゴすることになりましたが、いずれも渋谷のミニシアターにしては“超”がつくほどの混雑ぶり、加えてあの豪雨でしたから、2本観終えた夕方にはぐったりと疲れてしまいました。
驚くべきは『ホテル・ルワンダ』です。シアターN、というよりも未だ旧ユーロスペースといったほうがいいのかもしれませんが、あの劇場があれほど混みあったのを、私は観た事がありませんでした。10:30の初回を狙って10時に到着した時にはすでに100人程の行列が出来ていまして、そこにはヴィデオやデジカメでその行列を撮る人間も散見され、もうそれだけで暗鬱たる思いにとらわれてしまうくらいでしたが、何とか(ギリギリで!)席を確保出来たのでまぁ良かったです。インターネットの署名活動のおかげで公開までこぎ付けたこの映画、その割りには年齢層がかなり高く、なるほど、最近は雑誌や新聞でも取り上げられていたし、その手の社会派的な話題作には、それがどこで公開されようと決まって一定数の中高年が駆けつけるという構図はこれまで何度も目にしてきたので、それもまた想定内の出来事だったということになりましょうか。

その後、やはりその日がこけら落としだった新生・ユーロスペースへと移動、『カミュなんて知らない』の整理券を貰いましたが、その時はまだそれほど混雑はしておらず、ホッと一安心し昼食をとりに一端劇場を後にしましたが、まさかユーロスペースがリニューアルするというのに混雑しないわけがないではないか、と思い直し、足早に戻ってみると、もうそこには人、人、人が…こちらは打って変わって年齢層が若かったのですが、柳町監督もその場にいらしたので、関係者もかなり多かったようです。実際、かなり埋まっていたとはいえ満席ではありませんでしたから。新しいユーロスペースは、座席の高低差がかなりあるので、以前に比べ格段に観やすくなっていました。スクリーンも大きくなっていましたし。ロビーは相変わらずそれほど広くはありませんが、今後も数多く通うことになるでしょう。恐らくわが家から最も近い映画館だと思います。

そんな土曜日でしたが、夕方からはmixiの映画好きが集まる新年会(というかOFF会)に参加してきました。すでに何度目かの人もいましたが、初めて会う方のほうが多く、大丈夫だろうかという不安が無いわけではありませんでしたが、まぁそんなのは最初だけで酒が進めばまるで関係なくなっていき、最終的にかなり盛り上がったのではないでしょうか。しかも今回はそのほとんどが映画の話に終始したのです。映画のOFF会だからといって、前回などはほとんど映画の話をしなかったように思うのですが、今回はずっと映画話でした。その分、かなり酒も飲みましたので、実はおぼろげにしか覚えてないのですが。。。
mixiが無ければあのような人たちと知り合う機会などまず無いわけですし、尽力してくれた両幹事の方々には改めてお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。今後ともよろしくです。

というわけで、2本の映画についてはまた別途。あ、『THE有頂天ホテル』については……気が向いたらということで。

2006年01月16日 13:05 | 悲喜劇的日常
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