2005年08月04日
『輝ける青春』公開中とは!!!
と、あくまで孤独に驚いていますが、現在岩波ホールで『輝ける青春』が公開されているんです。昨日、後輩に「知ってます?」などと聞かれて初めて気づいた次第。もっとアンテナを張らなければならないなぁと反省。すでに公開から1ヶ月近く経とうとしています。
映画の詳細については公式サイトをご覧いただければと思いますが、昨年の「イタリア映画祭」で上映され、カンヌでは「ある視点部門」でグランプリを獲った本作、上映時間が6時間6分という長(超)大作です。
現在、「イタリア映画祭 傑作選」と題されたdvdボックスが発売されており、そこには『風の痛み』『ベッピーノの百歩』『ぼくの瞳の光』の3本が収録されていますが、マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督作はこれまで観る機会を逸し続けていました。今回『輝ける青春』を観る前に、最低でも『ベッピーノの百歩』だけは観ておかねばなりません。今週中に観られればいいのですが・・・とにかく『輝ける青春』は絶っっっっっ対に観ます。
というわけで、「必見備忘録 8月編」もこっそりと更新。
追記:ng殿へ
良かったら一緒に行きませんか? 貴兄なら絶対に後悔しないはずです。
2005年08月04日 12:48 | 映画雑記
Excerpt: 1978年5月9日、シチリア島の小さな町、チニシで一人の青年の遺体が発見された。正確に言うと、遺体は粉砕されて飛び散り、その姿らしきものははなかった。何故ならば、殴られ気を失った青年はダイナマイトを体にいくつも巻きつけられ、線路に横たえられたからだ。けれども...
From: 千の天使がバスケットボールする
Date: 2005.08.28
>こヴィさま
昨日、『ベッピーノの百歩』と『ぼくの瞳の光』を鑑賞しました。両方で主演しているルイジ・ロ・カーショ、彼は確かに素晴らしい。イタリアの若手では、『愛のめぐりあい』のキム・ロッシ・スチュアート以来の衝撃です。
この2本には共に心を揺さぶられますが、特に『ぼくの瞳の光』には感動しましたね。沈黙しつつも表情で思いを語ろうとする主人公の痛ましさが見事で、彼が幹線道路の路肩に車を止め、朝を迎えた時にある決心をして車から降り、歩き出すシーンで、強い意志を感じさせる彼の表情と、朝の張り詰めた空気によって鮮明に映る空の色。この対比は本当に素晴らしかったと思います。2箇所に印象的な省略もあって、これはベテランの職人が創った映画だなと思いました。
『ベッピーノの百歩』も非情に力作で、殺しのシーンなどはかなり“読めて”しまう展開ではあったものの、イタリア語の美しさを改めて実感させてくれました。
というわけで、『輝ける青春』への準備は整いました。椅子の硬さにめげず、画面を目に焼き付けてきます。
Posted by: [M] : 2005年08月08日 10:13
私もすごく見たいのですが、岩波ホールなのがやっぱりネックです。もう何年も行ってないですけど、あの椅子のままなら辛い…。ちなみに、『ベッピーノの百歩』は傑作です。震えます。『ぼくの瞳の光』は旧来のイタリア映画のイメージを覆されます。とにかくこの俳優はスゴイです。
Posted by: こヴィ : 2005年08月06日 21:17
>puffさま
どうもです。
『輝ける青春』観にいこうと電話したら、相当混んでいるようで、かなり早めに予約しなければなりません。ただ、それでも観たいですね。がんばってきます。
『チーム★アメリカ』、レビュー読ませていただきました。かなりお気に入りのようで。私の場合、馬鹿過ぎて引くということは無いように思うのですが、ツボがあわなければ、酷評という可能性も。下劣・下品・馬鹿にはそれなりの耐性があると自負しておりますが、こちらの予測を思い切り裏切って貰いたいものです。
>ng殿
というわけで、日程を調整しましょう。電話予約よりもぴあでチケットを入手した方が確実だと言っていましたので、その方向ですかね。
ビール飲んで日焼けしながら観たら、確実に2時間以内に爆睡すると思われ。
Posted by: [M] : 2005年08月05日 12:11
私としても必見ぽいですね。ぜひ行きましょう。11時スタートで17時40分フィニートですか。これだけ長いとビール飲んで日焼けでもしながらごろごろと見たいですね。
Posted by: ng : 2005年08月05日 00:20
[M]さん、こんばんは!
おおっ、「輝ける青春」を観に行かれるですかー
いやー、ワタシは公開する前から知ってましたが
何しろ6時間あるので、それだけで却下した軟弱者です。
そ、それに、岩波ホールは座席がカチンカチンなので
果たして6時間も耐えられるのであろうかと・・・エヘヘ
[M]さんのレヴュー、読みに来ますね。
ところで、先日、「チーム★アメリカ ワールドポリス」を観て来ました。
お下劣、お下品、お馬鹿と三拍子揃った過激な映画ですが
ワタクシのツボにハマりましたです。うふふ
[M]さんはどうでしょうか、、あまりにお馬鹿過ぎて引いちゃうかな。
こちらもレヴューが気になりまっす!!
Posted by: Puff : 2005年08月04日 21:21