2005年03月08日
『きみに読む物語』
原題:THE NOTEBOOK
上映時間:123分
監督:ニック・カサヴェテス
不覚にもラストのジーナ・ローランズに涙しそうになり、何とか堪えました。
個人的に、あの手のファタール的(二人の男性を天秤にかける)女性像に弱いのですが、本作の美点は挙げるなら、やはりジーナ・ローランズとジェームズ・ガーナー2人の演出ということになるでしょうか。
ニック・カサヴェテスは父親の映画とはまるで似ていませんが、これはこれで悪くないのです。あからさまな感動ものとして宣伝されてしまったがために、本作を取り逃がしてしまう人がいたとするなら、ちょっともったいないかもしれません。
スタッフロール後のケミストリーには閉口しましたが、誰一人劇場から出ようとしなかったのは、まだ涙が溢れていたからでしょうか…?
2005年03月08日 12:00 | 邦題:か行
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