2004年12月17日

驚くべきラインナップ!〜カイエ週間

本格的な対策をとって以来、何事もなかったかのようにspamコメントがなくなり妙に勝ち誇った気分の[M]です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先日何気なく覗いた東京日仏会館のHPに驚嘆すべき情報が掲載されていたので、今日はまずその話題から。「第10回カイエ・デュ・シネマ週間」と題した恒例の特集上映が来年1月7日より始まります。ゴダール、ストローブ=ユイレ、デプレシャン、アサイヤス、クリス・マルケル、クレール・ドゥニ等、すこぶる魅力的な作家陣に加え、蓮實重彦、樋口泰人、稲川方人、黒沢清、そしてジャン=ミシェル・フロドンらによるトークショーも予定されています。
アテネフランセにおける特集上映と違って、今回は金〜日でラインナップが組まれているというのも嬉しい限り。つい先日も、ストローブ=ユイレ特集上映をことごとく見逃してしまい、落胆していたところだったので。
で、何を観るのかですが、今のところ確実に駆けつけようと決めているのは2本。あの(!)ジャック・ロジエによる『トルチュ島に漂流した人たち』('74)と、先のカンヌでマギー・チャンに主演女優賞をもたらしたオリヴィエ・アサイヤス『CLEAN』です。前者は言うまでも無く、今年初めて観ることができた『アデュー・フィリピーヌ』に触発されて、後者は、日本ではやや呪われつつある(と最近まで思っていた)アサイヤスの新作をいち早く観たいので。トークショーも参加したいのですが、恐らく超がつくほど混雑が予想されるので、人ごみ嫌いなワタクシには無理かもしれません。同じくアサイヤスの『DEMONLOVER』は3月に正式公開されるようですので、そちらには必ず駆けつけます。何のトークショーも催されていないので、デプレシャンも出来れば観にいこうか、と今思いました。
全て日本未公開作品ですので、この貴重な機会を逃す手はありませんネ。

さて、明日からいくつか話題作が公開される模様。
とりあえず明日は、『ターミナル』を押さえ、『エイリアンvs.プレデター』は日曜日に。後はイカレポンティ・ファレリー兄弟の『ふたりにクギづけ』と2回目の『犬猫』を鑑賞予定。そして、ちょっと先になりますが29日に3回目の『オールド・ボーイ』を観て、今年最後のレビューを書き上げることになろうかと。何とか29日までやっていてくれるといいんですが・・・

最後に懸案の「DQ8」ですが、そろそろラストです。現在LV40。でも裏ダンジョンがあるので、来年まで持ち越しそうです。30過ぎて“裏ダンジョン”という言葉を発することになろうとは……私自身のLVは一向に上がる気配がありません。

2004年12月17日 12:32 | 映画雑記
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Comments

>INT.さま

会員のほうがお得ですけどね。あそこもたまにとんでもない作品がかかりますから、ちょくちょくチェックしたほうがいいですよ。

>監督殿

ここまでのラインナップは東京でも滅多にないですけどね。予定倒れにならないよう、何とか駆けつけるつもりです。


Posted by: [M] : 2004年12月19日 15:51

東京はいいな〜(そればっかり)


Posted by: イカ監督 : 2004年12月19日 12:41

東京日仏会館って会員じゃないと入れないのかと勘違いしてました……。
以前、結構興味を惹かれた特集上映も多々あったんですが
勿体無いことをしたなぁ(汗


Posted by: INT. : 2004年12月17日 23:18
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