2004年11月21日

コスチュームマリオキリストンユーロアミューズパーティ

WS000000.jpg.gifと盛りだくさんの金曜〜土曜でした。

金曜日は早めに仕事を切り上げて恵比寿ガーデンルームで開催されたCostume Nationalのファミリーセールへ。以前はここの服ばかり着ていたので、毎回必ず大量購入していたんですが、このところてんでご無沙汰で、2年ぶりくらいに行ったような気がします。ただし、行った時間が時間だったので、すでにいいものはなくなっていまして、でも何も買わないで帰るのも悔しいので、結局パンツ一本だけ購入。

その後、本日で終了してしまう「マリオ・テスティーノ写真展 ポートレート」へ。すぐ隣の東京都写真美術館です。素晴らしいポートレートばかりで、感動することしきり。私も今はポートレートばかり描いているのですが、やはり、人間の表情というものは無限大だなと今更ながら関心。中でも、淡い陽光が全体を優しく包みこんだ、映画的な、あまりに映画的なケイト・モスの、全体としてみればそれほど大きくは無いポートレートには圧倒的な美が漲っていて、それはまさしく映画の一シーンのような、というより、映画そのものだと根拠も無く断言したくなり、ほとんど無理やり引っ張ってきてしまった同僚の女の子に「これは映画だ!」と興奮気味で同意を求めたりする始末。閉館時間が迫っていたせいでゆっくり観られなかったのですが、後一時間は観て居たかったというのが正直な気持ちです。

恵比寿から新宿に移動後、悪い仲間たちで悪い飲み会を開催。舞台となった「キリストン・カフェ」は渋谷店のほうがよりゴシック趣味が漂っているなぁなどと思っているうちに、記憶が曖昧になってきたので、そのまま笹塚の友人宅へ場を移し、気がついたら翌朝だったという、まぁいつもながらの体たらく。

土曜日は、昼過ぎからユーロスペースでロシア映画『変身』を。半分くらいの入りでした。上映後、渋谷に新しく建てられたpicasso347というビルにある「347CAFE」のプールサイド(!)テラスで、寒風に震えつつもビール・赤ワイン・白ワインを飲みながら、先に観た『変身』評の下書きをつらつらと書いて時間をつぶし、夕方からアミューズCQNにて2回目の『オールド・ボーイ』を鑑賞。前回観た時にはやや曖昧だった、“生涯の10本には入るかもしれない”という思いがほとんど確信へと変り、改めて感動に打ちひしがれ劇場を後にしました。

渋谷から今度は牛込柳町に場所を移し、高校時代の友人宅で催された“ボジョレーパーティ”へ。ほとんど空腹のまま恐らく2Lくらいのボジョレーを胃に流し込むと、文字通り“ジ・エンド”となった私は、今日という休日を見事に無駄にしつつ家でだらだらしています。

さて、『変身』評がどうにもはかどらないのですが、何とか本日中には仕上げたいなと。『オールド・ボーイ』評については、超絶賛の方向で思案中です。

2004年11月21日 17:49 | 悲喜劇的日常
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