2004年11月19日
インファンティリズムへと・・・
私にはアメリカに住んでいる友人などいないつもりでしたが、昨晩、拙サイトの熱心なファンかもしれない“penis enlargement”という白人(?)男性から大量のコメントを頂きました。ざっと60くらいですね。まぁ映画と全く関係が無いとは言えないかもしれないこのコメントですが、今の私にはあまり必要の無いお誘いだったので、一つ一つ丁寧に(手動で!)削除させていただいた次第。スパムコメント対策、そろそろ真剣に考えなければならないようです。
さて、昨日はボジョレー2日目。営業時代お世話になった方々との定例会でした。
御徒町にある小さな中華料理店で飲んだのですが、興味深かったのは、まさかこの店にボジョレーなどおいてあるはずは無いじゃないか! と叫びたくなるような店にもかかわらず、出てきたのはアルベール・ビショーのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー。それを数本空けた後、白ボジョレー、そして最後には瓶出しの紹興酒が。この3者を順番に口に運んでいくと、もう何が何だかわからなくなってきます。赤と白と茶のアマルガム・・・至福から泥酔へのカウントダウン・・・・・・まぁ結果的にはそれほど酔わずに帰ることができたんですけど。
先日の日記にも書いたとおり、今、私自身の最大の関心事は、いかにして現金を作り出すかということ。いい年してどうしてこんなことに腐心しなければならないのか、自分でもわからないというのが正直なところ。しかし、迫り来る現実を前にすべきことは明白です。錬金術、とワタクシが呼ぶところの方法についてはあえて詳述しませんが、飲みの予定を逆手に取ったこの手段を駆使すれば、とりあえず給料日までは食いつなぐことができるでしょう。
最近、映画サイト仲間との会話(メール)のなかで、“ボンクラ系”という言葉が幾度か出てきたのですが、例えば「ケヴィン・スミスはボンクラ系ですよね」などと発言する前に、ほかでもない私自身が最もボンクラなんじゃないかということに、つい先ほど気が付いてしまいました。ボンクラが自分のことを棚にあげているだけだったんですyo・・・・・・この事実には、ひたすら深く沈黙せざるを得ません。一応、社会的には“いい大人”と呼ばれる程に年を重ねている私ではありますが、現在の“錬金術師としての私”など間違っても“いい大人”ではないし、半ば諦念を感じつつあるくらいなので、いっそのこと、「血と薔薇宣言」にのっとり、インファンティリズム(!)へと突っ走るほかはないのだと決意を新たにしたところです。ボンクラ系でもロクデナシ系でも何にでもなってやる! ああ、狂気の女神よ!!!!!
・・・本日夜はボジョレー3日目です。
「どうなることやら・・・」(マリアンヌ・ルノワール)
2004年11月19日 12:10 | 悲喜劇的日常