2004年09月25日
Forever RUSS MEYER
Big Tits & Violenceの監督・ラスメイヤーが逝きました。
日本にそのニュースが入ってきたのは死後5日程経った23日です。享年82歳。
ここ数年、日本でも“当たり前に”公開されるようになっていたところで、何より本日より、世界初の試みである、全作品一挙上映が実現するところでした。カウンターカルチャーやアメリカンニューシネマの波が駆け抜けた70年代、あくまで独自の美学に基づいて映画を撮った巨人。私が彼に抱くイメージはそんな感じでした。
プッシーキャットという言葉を知ったのも彼の作品からです。アメリカではさして珍しくなかったのかもしれない“巨乳”ですが、そこに“暴力”が加わったときの新しさ。しかし、こうして文章を綴っている私も、まだ彼のことなどほんの少ししか知りません。だとすれば、イメージフォーラムで開催される特集上映には、何とか駆けつけなければならないと思っています。
監督が逝っても作品は残ります。
巨乳が揺れ、黒髪が風になびき、暴力が炸裂する…この鮮烈なイメージを求めて、まずは『スーパー・ヴィクセン』あたりを観にいきたいと思います。
合掌。ラス・メイヤーよ永遠なれ。
2004年09月25日 00:39 | 映画雑記
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