2004年08月11日

“おすすめの映画は?”と聞かれて…

…昨日は友人らと大いに飲んでしまい、そのせいか帰宅後に律儀に蕎麦など茹でて食べたりしたくせに、いざ日記を書こうとPCに向かった途端に睡魔が襲ってきて、まさにキーボードを打ちながら睡眠に入るという離れ業をやってのけた私ですが、もちろん映画など観る余裕も無い上に、『ドリーマーズ』に関するテクストも途中のままです。

飲んだ席である女性と映画の話をしたのですが、そんな時「おすすめの映画は?」などと聞かれてしまうと、自分はおすぎではないから「○○○を観て涙が止まりませんでした!」などとはとても言えないし、その女性の好みを聞くと、どうにも自分の観ている映画とはシンクロしないなと思ってしまったのですが、それでもかろうじて「『ミスティック・リバー』には感動しました」と言ってみたところ、「友達がつまらなかったって言ってた」とあっさり返されてしまう始末。その時思ったのは、例えば『シュレック2』や『トロイ』等のハリウッド大作(!?)を好んで観るさる女性に対して、『軽蔑』とか『アメリカの夜』とか『コック・ファイター』の話を熱く語っても始まらないばかりか、「ああ、映画オタクなのねこの人…」とあからさまな侮蔑の表情をされることもしばしばですが、だからと言ってその場で自分の好みを捏造してみせるほど器用ではないし、そうなるとやはり、予め2通りの答えを用意しておき、答えを上手く振り分けていくほかはないのかもしれません。映画の話はいつだって大歓迎だと思い込んでいたしていた私も、“暖簾に腕押し”では話す意味もありません。そんな反省を早朝からしているところです。

昨日観る予定だった『ある日、突然』は、木曜日に観るとします。


2004年08月11日 06:54 | 悲喜劇的日常
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