2007年12月04日

何かが決定的に違う

相変わらずのスローペースは変わらず、先週は1本のみ。その1本を大きくはずしてしまったことからも、残りの映画生活がいかに絶望的かを暗示しているかのようです。

観たのはロバート・ゼメキス監督の『ベオウルフ/呪われし勇者』。
アンジェリーナ・ジョリーの裸見たさにこれを選んだ私もアレですが、いくらなんでも、ちょっと酷いなぁという感じ。いくらハリウッドのVFXの技術が進化していても、それを生身の人間と見間違えるなどということは無いわけで…。本作が酷かったのは、時に魅力的な表情をみせるアンジェリーナ・ジョリーの顔までもVFXで処理してしまったということです。ロバート・ゼメキスは、『ポーラー・エクスプレス』であの手の技術に開眼してしまったのでしょうか。まぁそのこと自体はまるで悪くないにせよ、やはり本作では何かが決定的に違うという感覚が最後まで拭えず、逃げ去るように劇場を後にしました。

ベテラン俳優の使い方とか、観客を楽しませる演出(吃驚系の音響など)が悪くなかっただけに、何とも残念な印象。

2007年12月04日 09:32 | 映画雑記
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Comments

>バーチーさん

お待たせしました。先ほど更新しましたので。
『俺たちフィギュアスケーター』、手元にチラシがありました。これはなかなか良さそうですねぇ。やっぱりというべきか、制作はベン・スティラーでした(笑)
シネマGAGAの単館上映も◎です。ノーチェックでしたが、かなり観たくなってきました。


Posted by: [M] : 2007年12月04日 18:06

今月の超・必見備忘録はまだでしょうか? 毎月楽しみにしてます。
私は『俺たちフィギュアスケーター』にかなり期待してます。
(本文と関係なくてゴメンナサイ)


Posted by: バーチー : 2007年12月04日 12:39
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