2006年04月24日
『71フラグメンツ』
原題:71 Fragmente einer Chronologie des Zufalls
上映時間:95分
監督:ミヒャエル・ハネケ
どうしてもブレッソンの『ラルジャン』を思い出さずにはいられません。タル・ベーラ的なシークエンスショットも。パンフによれば、最も物議を呼んだシーンは、延々ピンポンをするシーンだったとか。このシーン、個人的には『セブンス コンチネント』で小学生が順に跳び箱を飛んでいくシーンと同じくらい感動しました。
レビューは余裕があれば書きます。
2006年04月24日 17:57 | 邦題:さ行
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Comments
>かえるさん
昨日で一応今回の特集上映は全て観たことになります。昨日観た『ベニーズ・ビデオ』は、『ファニーゲーム』と同じ系譜に属するものだったと思います。ハネケはテレビ出身だからでしょうか、旧作を観て思うのは、メディアへの関心が非常に高いなということです。それも、かなり批評的にテレビを扱っていますね。このことは特筆すべきかと思いました。
明日から新作が公開されますね。
私も休み中に必ず観にいきます。
Posted by: [M] : 2006年04月28日 09:16
こんにちは。とりあえずコレとセブンスの2本を観ました。
ハネケの社会派な視点を初めて知ったような気がします。『ピアニスト』と『ファニーゲーム』の時は世の中は関係なく、個人的なものにだけ注視している印象だったんですが。これらは現代人の病巣という感じ。そんなことも含め、旧作は大変興味深かったですー。
ピンポンの場面は印象的でした。私は反復運動にやるせなさを感じるタチなので(運動選手などには絶対なれません)とてもジワジワきました。
もう2本もなんとか観たいですー。
Posted by: かえる : 2006年04月27日 13:07
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