2005年12月31日

2005年を振り替えろうとしても簡単には振り返れないのだということをそのまま…

失敗した! と、今書いていて思ったのは、ここ数日間様々なブログで見かける“年末の挨拶”めいたエントリーを、恐らくテレヴィで格闘技を観たり、カウントダウンに向けてクラブで踊り狂ったり、仲間同士、恋人同士であと数時間しかない2005年を惜しみつつ、2006年へのほのかな期待を膨らませたりしつつある大晦日のこんな時間にこのようなエントリーを書いたところで、一体誰がこんな文章など読むだろうと思い至ったからで、かくいう私も、これから出かける身なので、とりあえず、誰が読むでもない簡単な2005年の締めくくりを、今年最後のエントリーとしたいと思います。

といいつつも、2005年の映画的記憶を、短時間で簡単に纏め上げることなど私には出来そうに無く、いい映画も下らない映画も沢山観てきましたが、最も鮮明な記憶としてよみがえってくるのは、やはり昨日観た『輝ける青春』ということになろうかと。2005年の最後にこの映画を観られたことは、非常に幸福な体験でした。鑑賞は2度目になりますが、実際、前回よりもさらに面白く、かつ、感動的だったわけですから、今はこの映画の素晴らしさを確信しています。

ああ、もう出かけねばなりません。内容のないエントリーですが、ひとまずこの辺で。
今年も映画的には充実した年でした。そして何より、何人かの映画仲間が出来た年として記憶されるでしょう。
日頃当ブログをお読みいただいている皆様には、感謝の言葉もありません。
来年も映画ブログ運営者の名に恥じぬよう、日々精進していきます。

2005年 大晦日に自宅にて
[M]

2005年12月31日 20:12 | 悲喜劇的日常
TrackBack URL for this entry:
http://www.cinemabourg.com/mt/mt-tb.cgi/528
Trackback
Comments

>監督殿

あけましておめでとうございます。
貴兄の昨年度のベスト10、拝見いたしました。
恥ずかしながら、3本を除いて全て未見です。流石のセレクトに、新年早々“負けた”との思いを強くしております。

今年はよりピンク映画に力を入れて観たいと思っています。そろそろ本腰を入れないとならないかな、と。『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』はかなりの傑作らしいですね。dvdを探してみたいと思います。

それでは、本年も宜しくお願い申し上げます。


Posted by: [M] : 2006年01月05日 09:19

あけましておめでとうございます!!
ご挨拶に代えまして
2005私的ベスト10を書いておきます(笑)

自分の日記と多少違うのは新作・DVDによる幻の映画の再発・レトロスペクティブでの再上映・発掘上映など、
新味の要素が含まれるものから10本選びました。

10 『ランド・オブ・プレンティ』(W.ヴェンダース)
9 『女の谷に悪魔が住む』(西原儀一)
8 『ニールヤングのグリーンデイル』(N.ヤング)
7 『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』(横浜聡子)
6 『援助交際したがる女たち』(今岡しんじ)
5 『世界』(ジャ・ジャンクー)
4 『ニュー・ジャック・アンド・ヴェティ』(沖島勲)
3 『ライフ・アクアティック』(W・アンダーソン)
2 『生まれかわった為五郎』(森崎東)
1 『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』(W.P.ブラッディ)


Posted by: イカ監督 : 2006年01月03日 02:12
Post a comment









Remember personal info?