2004年12月05日
自己嫌悪 vol.3
いよいよ年も押し迫ってきましたが、私の生活は、“年の瀬”とは何の関係もない次元でそれなりに忙しく、週末だというのに、昨日も今日も映画を観ていません。一本も映画を観ない週末なんて結構久々で、では映画に勝るほどの用事があったのかと問われれば、実に恥ずかしながら全くそんなことは無くて、諸事情のためここでは詳述出来ない些事やら、珍しく体の不調だとか、もはや書くことも憚られる「DQ8」だとか、まぁそんなこんなで。よって、先ほど曲がりなりにも“忙しい”などと書いてしまったことが、今になって妙に居心地が悪いです。映画が観られないだけで、ここまでいや〜な思いをするなんて・・・次の週末からは、気を入れ替えて再び映画中心の生活に戻りたいと思います。
というわけで特に書くこともないのですが、兎に角今は「DQ8」を終わらせないことには何も始まらないと言うか何というか。ここで思い出されるのは、嘗て、黒沢清氏が傑作「DQ2」を巡って書かれた、「はっきり言おう。RPGとは、断じてキャラを成長させるゲームではなく、プレイヤー自身が成長していくゲームなのだ。」(「映画はおそろしい」 青土社刊)という一文です。この文章を読んだとき、その絶対的な正しさに快哉を叫んだものですが、翻って今の私を見てみると、プレイヤーである私は、およそ“成長”などという言葉からは程遠く、むしろ率先して幼児退行化しているような気も。まぁ、この“幼児退行化”に関しては、以前に書いた日記でも書いたことですから繰り返しませんが、「DQ8」をプレイしている私は、懸念されたとは言え、やはり日常生活に相当な支障を来たしているわけで、だから、一日でも早くこの生活から解放されたいという、言わずもがなの馬鹿げた結論しか出てこないのです。
ただ、このような私の性格であるがゆえに、映画に対してこれほどの熱を放ち続けることが出来ているのだとも思うのですが。いや、言い訳はやめておきましょう。
さて、今週は『バッドサンタ』と『犬猫』を鑑賞予定。
そろそろいい加減に『オールド・ボーイ』の作品評を書き上げなければ、終わってしまいますね。ああ、もう一回観たひ・・・・・・
2004年12月05日 17:23 | 悲喜劇的日常
Excerpt: KAZZのこの映画の評価 今、話題の”オールド・ボーイ”先月、試写会で見て来ました タラちゃん(タランティーノ)が、絶賛するのも頷ける スピード感のある映画です 面白かったですとっても 原作は、読んでないのですが、漫画は読みました。 こっちも、面白か...
From: (売れないシナリオライター)KAZZの呟き!
Date: 2004.12.07