2008年01月31日
超・必見備忘録 2008.2月編
2008年最初の「超・必見備忘録」です。
1月は散々な状況で、6本しか観られませんでしたが、今月はセレクトするのが困難なほど、必見作が目白押しのようで。よって、今しか観られないものを優先する方向で。
『人のセックスを笑うな』(シネセゾン渋谷 上映中)
激混みなので、上映終了間際まで我慢します。
『ジェシー・ジェームズの暗殺』(渋谷シネパレス 上映中)
渋谷では早々とレイト扱いに…。新宿武蔵野館でも始まったようなんで、そちらでも良いかも。
『アメリカン・ギャングスター』(渋東シネタワー 2/1〜)
予告編で流れた「110番街交差点」にヤラれました。『ジャッキー・ブラウン』最高!という方は是非。
『ミスター・ロンリー』(シネマライズ 2/2〜)
変貌したハーモニー・コリン、果たしてどうでるか。
『ラスト、コーション』(ル・シネマ 2/2〜)
大体において、センセーショナルな宣伝文句は凶と出るパターンが多かったのですが…。
『国道20号線』(アップリンク・ファクトリー 2/2)
ずっと気になっていた作品。ピンポイントなので、観られるかわかりませんが。19:00〜2本立て。
『肉』(ポレポレ東中野 2/2 12:30・2/6 21:00)
「“食べる”映画特集」にて上映。3月にアテネでもやります。
『小さな悪の華』(吉祥寺バウスシアター 2/2〜)
1970年の仏映画。反宗教的反道徳的な内容からフランスでは上映禁止になった作品。
『団塊ボーイズ』(新宿バルト9 2/9〜)
予告編を観て爆笑。これだよ、これ。
『ファーストフード・ネイション』(ユーロスペース 2/16〜)
リンクレイターは義務の方向で。
『裏切りの闇で眠れ』(新宿武蔵野館 2/23〜)
観ない可能性もありますが、フレンチノワールは嫌いではありません。
『くりいむレモン 旅のおわり』(テアトル新宿 2/23〜)
今年は前田弘二がより注目されることことでしょう。
「フレデリック・ワイズマン映画祭2008」(アテネ・フランセ文化センター 2/19〜)
26作品を一挙上映。基本的に土曜しかいけないので、2月は3本観られれば御の字かと。3月に1日だけ会社を休んで行く可能性もあり。
「ジャン・ルノワール映画の世界」(Bunkamura ル・シネマ、東京日仏学院、東京国立近代美術館フィルムセンター 2/1〜)
全部必見なのは言うまでもないのでしょうが、私は恐らく、ル・シネマを中心に。あらゆる予定よりこちらを優先させるくらいの気持ちで。1日まるまるつぶせば、3〜4本観られます!
○| ̄|_ な夢を二晩連続で
【一日目:BOΦWYの解散ライブにて】
私はBOΦWYのボーカル。LAST GIGS(1日目)のステージ上で数曲を熱唱。
↓
しかし2日目になって、何故か氷室氏登場。お前はギターをやれと言われる。
↓
ギターを弾けない私は、方々に助けを求めるもシカトされ、絶望。
開場まで時間が無い。こうなったらステージ上で死ぬしかないと決意。
何故か置いてあった銃を片手にステージへと続く階段をゆっくりと上る。
今まさにステージ上に登場しようとした時に・・・
↓
( ゚д゚ )
_| ⊃/_ __
/ └-(____/
【二日目:職場にて】
職場で仕事中、すごーく偉い人(役職は分からないが中年女性)が部署に顔を出す。そんなことは滅多にないので、同僚の間に激震が走る。何かあったのか!?
↓
社長が私の隣の席に座り、ネットのことを教えてほしいと私に懇願する。ホッと胸を撫で下ろす同僚たちと私。
↓
懇切丁寧に教えていると、社長が唐突に愛の告白をしてくる。目を伏せながら、何度も。
↓
同僚たちに再度激震が走り、皆、私の返答を固唾を飲んで見守っている。
あまりに過酷な状況に言葉を失う私。
↓
行くも地獄、戻るも地獄でいかんともしがたく、ただひたすらマウスをクリックしディスプレイを見つめる私。
↓
偉い人、業を煮やして再度詰め寄ってくる。「どうするのよ!?」
↓
頭をフル回転させるも、決定的な解答が出ず、次第に気が遠のいていった時に・・・
↓
( ゚д゚ )
_| ⊃/_ __
/ └-(____/
たまに夢を見ると、ろくなもんじゃありません。
まるで疲れが取れません。
2008年01月28日
『人セク』の驚異的集客力に面食らう
予告通り、先週末は4本の映画を鑑賞したわけですが、そのラインナップに組み込まれていた『人のセックスを笑うな』が、大変なことになっていました。
たった今気づいたのですが、本作は都内でもシネセゾン渋谷でしか上映されていません。もう一方の上映館である銀座テアトルシネマのほうは2日からの上映みたいなので、渋谷に集中したんですね。
で、どんな感じだったのかというと、私が行った土曜日の昼過ぎには、その日の全ての席が完売。で、2/1までの座席予約を受付していたのです。いくらなんでもそこまでとは思っていなかったこちらの読みが甘すぎた、ということでしょう。ちなみに、渋谷駅周辺の金券ショップも完売店が続出しているようです。こんなの、年末の『俺たちフィギュアスケーター』以来です。そういえば、あの時も頭の中は疑問符だらけでした。
さて、この事実が何を教えてくれるのか、ということを書こうと思っていたのですが、結局まだ鑑賞出来ていない私がそれを書くのも何だかなぁと思われたので、やめておきます。
というわけで、私が観た4本に関してですが、それはまた後日。
あ、楽しみにしていた『ジェシー・ジェームズの暗殺』は、早々にレイト扱いになっていました…(渋谷シネパレス)。別にブラッド・ピットに肩入れする必要はありませんが、意地でも観てやろうと思っています。
2008年01月25日
映画から遠く離れた睦月だが…
とんと、ご無沙汰でした。
年末から今週にかけて、友人からの頼まれイラストに追われ、私にしては大変珍しく、というかほとんどありえないことですが、たった2本しか映画を観られませんでした。仮にも映画ブログを運営している身として、これはまったく情けない限りです。今年はどこかで猛烈に取り返さない限り、昨年の本数を上回ることはないでしょう。なるほど、こうして徐々に映画から遠ざかっていくのか……
などとは間違っても結論づけてはならないので、この一ヶ月間をあくまで例外中の例外と位置付け、今週末より、狂った果実のように、狂えるメサイヤのように、気狂いピエロのように、映画漬けでいきたいと思っておりますです。
というわけですので、1月の「超・必見備忘録」はお休みさせていただきました。
観た映画2本はいずれも、年始を飾るに相応しいと無根拠にも言いたくなる作品でした。
マノエル・デ・オリヴェイラの新作『夜顔』は、笑ってしまうくらい劇的なことが排されているようで、笑ってしまうくらい濃密な空気が漂う傑作でした。実際、笑ってしまう描写が数シーンあったものの、実はとてつもなく不気味な映画のようにも。『昼顔』に対する解答でも、パロディでもなく、単なる後日鐸でもない。もちろん偉大なるブニュエル&カリエールに対するオマージュには違いないのですが、その範疇からもドロっと溢れ出ているような、そんな気さえしてくるのです。ミシェル・ピコリの荒い息使い、美術作品に向ける意味あり気な視線、ビュル・オジエ演じるセブリーヌに対し、38年という時間の経過を訴えつつも、まるでそんな時間などなかったかのように振る舞う無邪気な残酷さ等々、とにかくミシェル・ピコリが素晴らしい。もっとも、彼は私にとって、どの作品でも素晴らしい存在でしたが。
ユーロスペースでも公開中ですので、未見の方は是非。たとえ『昼顔』を観ていなくても。
もう1本は山下敦弘の『中学生日記』。ncwの「アクター 山下クラス」で制作された49分の短編です。
何シーンかで豪快に吹き出してしまったという事実を伝えるだけで、この映画の面白さは伝わるんじゃないかと思います。もう一つ付け加えるなら、山下監督は映画におけるフィクションというものの本質を肌で分かっているような感じがしました。問題は“本当”か“嘘”かではなく、それが画面上でいかに“生きている”のか、それこそがフィクションの、ひいては映画の本質だと宣言しているような感じ、とでも言いましょうか。実際はそんなこと考えていないのかもしれませんが、私にはそのように思え、一人嬉しくなった次第です。
さて、やっと週末が自由の身になりましたので、この1月最後の週末は4本目標で。
2008年01月11日
「見つかった」「何が?」
「携帯が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
というわけで、4軒目の店に電話したところ、店内で落としていたようです。
至上最速で問題解決。
良かった、本当に良かった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これでINFOBAR2を買わないで済みました。
世の中悪い人ばかりじゃないなぁ。
関係各位の皆様、先ほどのエントリーは忘れてください。
お騒がせしまして、申し訳ありませんでした。
反省し、2日くらい禁酒するつもりです。
映画仲間への私信
今朝未明、新宿ゴールデン街付近で携帯電話を紛失しました。
我が家には自宅回線がないため、携帯電話がないと何も出来ません。
今現在、覚えている電話番号は実家のみです。
というわけで、私の携帯番号・アドレスをご存知の方々、大変お手数ですが、下記のアドレスまで再度電話番号・メールアドレスをお知らせいただけないでしょうか。
cinemabourg@gmail.com
(@を小文字に変えてください。)
年末に何もなかったと思ったら、年始に待ってました…。
こんなエントリーを書かなければならないのが、本当に情けないです。
ではでは、よろしくお願いいたします。