2006年09月01日

夏よさらば

30日の夜、当ブログにもよく顔を出してくれるエノキさんの熱烈なリコメンドを受けて、『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』を観にいく予定でした。一回だけでは飽き足りないエノキさんは、もう一度観たいからということで私に付き合ってくれたのです。

劇場はシネクイント。あまり行きたくはない劇場でしたが、エノキさんによると、平日の最終回はかなり空いているとのことでしたので、それならということで近くにあるカフェ「人間関係」で上映まで時間を潰そうと言うことに。20:30の上映開始を前に、ビールを2杯ほど引っかけてテンションを上げた我々は、20:00を回ったあたりで劇場にイン。あのシネクイントのロビーが、上映30分前でこんなに空いていることに喜びながら意気揚々とチケットを買いに行くと、何だか申し訳なさそうな顔をした販売員が、「あの・・・先週から上映時間が変わりまして、19:30が最終回となっております・・・」と一言。あまりに唐突なその言葉に、一瞬言葉を失った我々ですが、すでに上映開始から30分以上経過しているのでそのまま途中入場するわけにもいかず、苦笑しながらとぼとぼと劇場を後にしたのです。まぁ事前に上映時間を調べておかなかった我々に非があるのですが、やっぱりあそこの劇場とは相性が悪いのか、なんて思ったりもしました。だからといって、“死ねクイント”とまでは思いませんが。

結局飲みなおすことになった我々は、その悔しさを振り払わんがごとく、午前2時近くまで飲みまくった次第。15日まで上映してますから、どこかでもう一度リベンジできればと思っています。エノキさん、お疲れさまでした。二日酔いは大丈夫でしたか?

さて、どうして平日からそんなに飲んだのかというと、実は昨日、最後の夏休みをとっていたからです。もちろん、海に行くつもりだったのですが、二日酔いにならなかった代わりに朝起きることができず、海も断念。しょうがないので映画を、ということで『ハードキャンディ』を観てきました。
以外にも20人くらいの観客が入っていた本作は予想以上の出来栄え。確かに“映像派的”なショットもありはしたものの、我慢ならないというレヴェルではなく、シネマスコープなのに多くのショットが表情のクローズアップという不思議な、しかし効果的でもあった画面に見入ってしまいました。主演のエレン・ペイジの演技は驚くべきもので、今後を大いに期待させる女優です。デビッド・スレイドという監督名も覚えておきたいと思います。

今日から9月。海に行くことはもう無いと思うので、これからまた映画中心の生活をおくっていきたいと思います。さらば夏。待ってろ映画。という感じで。

2006年09月01日 10:41 | 悲喜劇的日常
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Comments

>エノキさま

上映時間変更は、たまにありますね。
まぁお気になさらず。楽しいお酒が飲めたので。

映像っぽい記憶って、いいですね。でも多分かなり曖昧というか、ボカシがかった映像かも。

飲みでも映画でも、こちらは大歓迎ですよ。


Posted by: [M] : 2006年09月05日 21:00

はっはっは〜…
笑いも乾いてましたよね、あの瞬間はほんとに。。
ごめんなさい、、上映時間変えることなんてあるんですね。。

いや〜しかし飲んだ飲んだ♪
あの店の空間も不思議だったからか後半の記憶がなぜか映像っぽいんですよね。
でも楽しかった〜
また飲みましょう。
違った、また映画観ましょう〜


Posted by: エノキ : 2006年09月04日 23:39

>Chocolateさま

まぁいつものように事前にチェックしておくべきでしたね。リベンジしたいと思ってます。
ホント、もう秋の陽気です。
夏の蒸し暑さが嘘のような風が吹いています。それはそれで、今度は『サイドウェイ』みたいなランチタイムをやればいい、という感じで。


Posted by: [M] : 2006年09月04日 12:19

こんばんわっ。

映画、上映時刻が変わってて残念でしたね。
是非リベンジして下さい。

最後の青も残念でした〜
すっかり秋の陽気です。
さらば夏・・・ですね。(笑)


Posted by: Chocolate : 2006年09月02日 22:57
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