2004年10月27日

『2046』の作品評、難航中

これではわざわざ初日に観た意味が無いのではないか、と自問してしまいますが、いち早くその作品評を書き上げようと思っていた『2046』、その難解さゆえか、なかなか筆が進みません。予習が足りなかったのか、復習が足りなかったのか、その両方かどうかはわかりませんが、やはりもう一度観る必要があるのかもしれません。とはいっても、今週末は東京国際映画祭に行かなければなりませんし、そうかと思えば、キム・グドクの新作も始まってしまうし、平日は映画以外の予定が。さて、どうしたものでしょう。

そもそもウォン・カーウァイの作品について何がしかの文章を綴ることに困難が伴うlことなど知れたことですし、その断片性や美学をとっても、一度観たくらいでは語り得ないことも承知していた気がするのですが…いや、参りました。

とりあえず、『2046』に関して何らかの結論を出すのは難しそうです。というより、無意味なので今回そのようなアプローチは止めようかと。とりあえず、今日の時点で『シークレット・ウィンドウ』に次いで興行成績は第2位のようですが、公開規模、宣伝と作品の激しすぎる乖離等を考慮すると、なかなかまずいことになりはしないかという心配ばかりがよぎります。

いずれにせよ、何とか日曜日までには書き上げなければと、自らにプレッシャーをかけつつ……

2004年10月27日 22:36 | 悲喜劇的日常
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Title: 2046
Excerpt:  秘密を隠すにはどうするか?井戸の中に叫べばいいんですよ。「王様の耳はロバの耳!」ってね。。。  まさしく秘密を言いたくなる映画、「つまんないですよ、これ」って。『花様年華』はまぁまぁよかったのになぁ。この続編とか言われているけど、トニー・レオンの性格...
From: ネタバレ映画館
Date: 2004.10.29
Comments

>こヴィさま

毎度ありがとうございます。
いやがおうにも週末中に書き上げなくてはならないですね。食いつかれるようなものがかければ良いのですが…


Posted by: [M] : 2004年10月28日 09:23

こんばんわ。私、まだ観れてないのです。
「今すぐ抱きしめたい」から劇場駆けつけてるというのに。でも、今週末行ってきます。で、見終ったあと、このページ覗くとレビューが載ってると、たぶん食いつきます(笑)。


Posted by: こヴィ : 2004年10月28日 01:32
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